[開催後記] 第29回法医画像勉強会開催後記

 令和8 年3 月14 日(土)、滋賀県草津市の草津市立市民総合交流センター「キラリエ草津」にお いて、第29 回法医画像勉強会を開催いたしました。参加者数は61 名(会員38 名、非会員6 名、 賛助会員3 名、学生2 名、講師2 名、スタッフ10 名)と、年度末のご多忙な折にもかかわらず、 全国各地より多くの皆様にご集結いただきました。 

 本勉強会のプログラムは、特別講演2 題および一般演題12 題にて編成いたしました。

 特別講演では、まず滋賀医科大学放射線医学講座教授の渡邉嘉之先生より「画像診断における 人工知能の進歩」と題してご講演を賜りました。放射線撮影および読影技術におけるAI の飛躍的 な進歩から、今後の発展可能性、さらには実活用における留意点まで、最新の知見を分かりやす くご提示いただきました。 続いて、滋賀医科大学救急集中治療医学講座教授の塩見直人先生よ り「画像診断から考える救急医療と法医学との連携」と題してご講演をいただきました。救急医療 の現場における死因究明の実情とともに、救急から法医学への情報連携ツールとしての画像デ ータの重要性について、臨床現場の視点から貴重な示唆をいただきました。 

 一般演題では、計12 題のご発表をいただきました。非常にタイトなタイムスケジュールではござい ましたが、終始活発なディスカッションが交わされました。本分野に対する関心の高さと、学問的な 広がりを改めて実感する機会となりました。 

 勉強会終了後は、草津駅近隣のイタリアンレストラン「トラットリアデラメーラ」にて懇親会を開催い たしました。スタッフを含め45 名にご参加いただき、会場では尽きることのない議論や、所属を超 えた親睦を深めることができ、非常に有意義なひとときとなりました。 

 この度は、第29 回法医画像勉強会を開催する機会をいただき、誠にありがとうございました。開 催にあたり多大なるご指導を賜りました法医画像研究会役員の先生方、ならびに多忙な日常業務 の傍ら、準備から当日の運営まで尽力してくれた教室スタッフの皆さまに、心より感謝申し上げま す。 

 次回の第30 回法医画像勉強会は、令和8 年9 月26 日(土)、東京大学の槇野陽介先生を世話 人として開催される予定です。第30 回という節目の会に合わせ、ワークショップやシンポジウムの 開催も計画されております。次回もまた、多くの皆様と会場でお会いできることを楽しみにしており ます。

滋賀医科大学社会医学講座法医学部門 中村 磨美

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